15XDのリコール
先日のアクセラ、デミオ、CX-3のリコール問題がありました。
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リコール内容は2つ。
- プログラムの書き換えと煤の除去
- インジェクターの無償交換
1.プログラムの書き換えと煤の除去
デミオ、CX-3、アクセラのリコールについて (1)
リコール該当車すべてに行われる作業。
2.インジェクターの無償交換
デミオ、CX-3、アクセラの予見性リコールについて (2)
エンジン警告灯が点灯、またはグローランプの点滅がされたクルマのみ。
インジェクターの交換は行った方が良い
インジェクターは燃料を噴射させる装置です。
装置の先がペン先のように細くなっているのですが、それがだんだんと黒く汚れて詰まっていく。
詰まっていくと正常な噴射ができなくなり、不均等の噴射になっていってしまいます。
これが、エンジンのふけの悪さ、振動の増大、燃費の悪化、DPF再生の回数増大などにつながっていきます。
DPF再生によって、溜まった煤は焼き払われるけど、完璧になくなるわけじゃない。
エンジン内に溜まった煤は、エンジンのパワーや燃費を下げさせていく。
ガクブル現象もこれに起因していると思います。
これらの現象をなくすためには、インジェクター交換がわかりやすいと言われています。
DPFの交換をしてもその効果は薄いようです。
DPF再生はエンジンの調子を伺う重要な要素。
間隔が短くなれば、煤が大量に発生していることになるし、燃費の悪化、オイルの希釈と悪いことずくめ。
DPF再生が短くなればなるほど、エンジンに負担をかけているわけです。
ぼくのアクセラはDPF再生の間隔が明らかに短くなってきています。
購入当初には250キロはあったはずの間隔が、200キロを切り、直近では120キロぐらいになってきました。
マツダのインジェクタ交換は壁が高い?
インジェクター交換をすれば、エンジンが見違えるという情報を得た僕はディーラーに相談したことがあります。
その返答は、
『DPF再生が100キロを切らないと無償交換の対象にならいんですよ』
というもの。
え?100キロを切る?
そもそも100キロを切るようなら、相当エンジンやばくないですか?
ぼくのアクセラは幸いなことに?今回の2つめの予見性リコールの対象にはなりませんでした。
でもそれはエンジン警告灯が点灯する恐れが出てきやすいとも言えます。
もし高速道路で点灯したら?
もし巷で言われている、ガクブル症状が出たら?
そう思わずにはいられないわけで。
そうなったって、売ったほうは『ごめんなさい』って言ってくるだけでしょ。
わかっているなら、警告灯云々の前に全車インジェクターの交換をすればいいだけ。
インジェクター交換は費用も時間もかかります。
交換費用はディーラー持ちとの話もきいたことがあります。
要はマツダとしては交換が面倒でやりたくないんですよ。
今日のまとめ
インジェクター交換の件はリコールの電話予約の時に聞いたのですが、ランプが点かないとダメだの、作業時間がかかるだの言われました。
正直ユーザーのことを考えてくれているのか謎です。
こういうことを書くとクレーマーとか言う人が出そうですけど、安全に乗れることが重要だと思いませんか?
不安が常に付きまとうクルマってどうなのよ。
ぼくが思うに、警告灯が点灯したらリコールに行く方が良いのかなと。
二度手間だし。
保証期間内だったら、最悪エンジンが壊れても、載せ替えてくれますよ。
5月に6ヶ月点検(1年半点検)に行くので、その時に詳細を聞いてみようと思います。
ただヘタレなので、何回も聞いてまた同じ話されるの嫌なんですよね。