夏が来ればエアコンを使う人が大多数だと思います。
さすがに30度を超える中で、エアコンをつけないで我慢大会をする必要もないわけで。
でもエアコンは使えば使うほど、そして年月が経てばカビのようなにおいが漂ってきます。
テレビではファブリーズのCMをやっていますが、臭いを香りで消しても根本的な解決にはなりません。
今までは循環タイプのものを使っていただのですが、他になにかないかと見回っていると、ディーラーでも使われている「クイックエバポレータークリーナーS」という商品を発見しました。
クイックエバポレータークリーナーSって何?
株式会社タクティーが販売しているのですが、トヨタグループなのですね。
だからディーラーでも使われているわけだ。
トヨタモビリティパーツ株式会社に生まれ変わったようです。
クイックエバポレータークリーナーSはエアコンの内部に働きかけ、カビ臭さを消滅させ、新たなカビを発生させないという商品です。
2500円ほどするこのスプレーですが、効果のほどは?
当然ですが、ディーラーで施工すればさらに価格は跳ね上がります。
貧乏なぼくは自分でやってみました。
アクセラにクイックエバポレータークリーナーSの使い方
実際にアクセラの消臭作業を行ってみます。
空なんじゃないかと思うほど重さがない缶と、説明書、チューブ、防臭剤などが一緒に入っています。
慌てなくて良いように、説明書を一通り読みましょう。
まずエアコンフィルターを取り外します。
外し方は下記をご覧ください。
[kanren postid="330"]
外したらエアコンフィルターが入っていた場所にチューブを差し込みます。
チューブは缶に細い方を差し込みます。
間違っても太い方を差し込んではいけません。
多分差し込めないけど。
チューブを固定するパーツが入っていますので、両面テープを外して中央に取り付けます。
アクセラは貼り付けるところが薄いので不安定ですがしょうがない。
噴射したときに、液が垂れても問題ないように、フロアマットを新聞などで養生してあげると良いそうです。
ぼくにとって高嶺の花の石原さとみの上に缶を置いてみました。
エンジンを始動します。
- VENTにする。上の送風口から出るポジションです。今ってVENTって表現するのかな?
- 内気循環にする。
- 温度を一番下まで下げる。
- 風量を最大にする。
- A/Cボタンを押して、A/CをOFFにする。ONではダメです。
- エアコンの吹き出し口を全開にする。閉じてはダメです。
スプレーの噴射ボタンを押します。
3分程で中の液が使い切るようです。
噴射音がしなくなったら、チューブを取り外して、A/CをONにします。
ONにしたまま5分待ちます。
この間にエアコンフィルターをもとに戻しますが、せっっかくなので新しいものと交換します。
同時に新品に交換することを推奨しているのでぜひともしてあげてください。
かなり汚れていますね。
新しいものと交換して、5分ほど待ったらエンジンを切ります。
くるまを動かしてみましたが、ちゃんと液が滴っています。
ということで、成功しました。
カビ臭が発生する原因と対処法
カビ臭が発生する原因は、エアコン内部やホースが結露してしまい、ホコリなどの汚れと結合してカビ臭を発生させます。
[box class="red_box" title="普段からできる対処法"]
- 内気ではなく外気を多用させて、空気を流す
- エンジン停止前に3分ほどエアコンを停止させてからエンジンを切る
[/box]
エアコン内の結露を避けるということですね。
ネットで話題になっているのが、エアコンの温度を最低にして窓全開で1時間ぶん回すというもの。
ぶん回すとカビ臭が消えるとのこと。
家庭用のエアコンで効果はあるそうなので、クルマにも代用できるのでは?
ただ、1時間も最低温度というのは、くるまでは現実的ではないかも。
クイックエバポレータークリーナーSのまとめ
施工後は薬剤の香りがします。
あまり好きではないという人が多いかもしれませんが、時間の経過とともに薄れていきます。
でもカビ臭さはしっかりと消えています。
クイックエバポレーターを使用後は、新品のエアコンフィルターに交換しましょう。
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オススメ度:★★★★☆