クルマを買って維持していくのに継続的に必要なもののひとつにオイル交換があります。
もちろんディーゼルエンジンもオイル交換は必須なのですが、乗り方にもよりますが個人的にはガソリン車よりも面倒な気がしてなりません。
アクセラのオイル交換へ
オイル交換のサイクルにはたくさんの意見があります。
数千キロから1万キロぐらいまで様々です。
ただしスカイアクティブディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)はオイルを酷使しているので、乗っていようが乗っていまいが5000キロを厳守してあげたほうがクルマにとって優しいでしょう。
SKYACTIV-DはDPF再生というものを行います。
これはPM(煤)を燃焼させる機能なのですが、これが行われるとDPF再生作動時に燃焼しきれなかった軽油がオイルに混じっていきます。
これはオイルを増やしてしまうのと同時に、オイルを薄めてしまいます。
オイルが薄まることによって潤滑能力や清浄分散能力が低下していってしまうので、エンジンにも負担がかかることになります。
ですので、ガソリンほど放っておいて良いエンジンではないのです。
ディーゼル車はガソリン車以上にオイルには気を使わなければなりません。
オイルが薄まる弊害は最悪エンジンが壊れます。
もちろん現代のクルマですので、簡単には壊れないはずですが、加速のもっさり感は強く感じるようになるはずです。
ディーゼル(スカイアクティブD)はメンテナンスと、オイル交換費用がガソリン車以上にかかってしまいます。
経費も考えている方は、ガソリンとディーゼルのランニングコストにも目を向けるべきです。
今回クルマを購入した際に安心サポートというものに入りました。
これは初回の車検までの点検(オイル交換含む)を格安で行ってくれるものです。
どこの自動車会社(ディーラー)でもやっているものですね。
ただし半年や1年点検のみですので、日々距離を重ねている方は必然的に自腹になります。
本当は2017年の4月が6ヶ月点検だったのですが、距離を乗ってしまったので、点検も一緒に行っていただきました。
今回はフィルター代と技術料で1991円で済みました。
このペースで乗っていくと、サポートに入っていても次回は全額負担でオイル交換になります。
SKYACTIV-D専用オイルを入れた方が良い
スカイアクティブDに対応しているオイルはそれほどありません。
ディーゼルエクストラ SKYACTIV-D(0W-20、0W-30)
ディーゼルのオイルは量販店にも売っていますが、専用オイルにしておいた方が確実だと思います。
そもそもマツダは専用オイル以外は入れるなと購入する時に話してきました。
もちろん社外のものでも問題はないかもしれませんが、何かトラブルになった時に面倒なので、基本的には専用のものにしておいた方が良いでしょう。
少なくとも新車の保証期間が切れた場合は専用のものにした方が良いです。
保証期間内であれば、どこか壊れても多少なりとも融通が効くでしょう。
今日のまとめ
やはりクルマのメンテナンスは重要です。
そしてSKYACTIV-Dのメンテナンスは面倒な部分でもあります。
ガソリンエンジンの方が、多少無理をしても動いてくれます。
オイル交換もディーゼルほどシビアではないでしょう。
そういう意味では、ディーゼルエンジンと付き合っていくのは面倒でもあります。