ストラットタワーバーを導入しましたが、そこまでの効果を体感できなかった不感症男です。
AutoExeさんに相談する機会があったので、タワーバーを装着後は次にどこにバーを入れれば良いのか聞いてみました。
フロアクロスバーを入れるように言われ、実際に取り付けてみたのですが、想像以上に効果があるものでした。
※300キロほど乗って、デメリットも感じましたので改定します。(7.21.2018)
フロアクロスバーのメリット・デメリット

フロアクロスバーはトランクの左右を繋ぐことによって、剛性を確保するものです。
カッチリとしたボディとなって、ワインディングの安定性が増します。
確かにフロントだけ入れても、後ろがぐにゃぐにゃであればバランスは悪いですよね。
フロアクロスバーのメリット
クルマは走っているとねじれが生じます。
見た目ではわからないけど、ボディは変形してしてしまっているのです。
例えば、サスペンションはクルマがねじれないということが前提で設計されています。
でもクルマはねじれてしまっている。
これではサスペンションが最大限に利用できてるとは言えません。
ですからバーを入れて剛性を増すことによって、クルマにねじれが生じさせないようにするわけです。
サスがしっかり仕事をしてくれ、なおかつ剛性が増す。
バーを入れることによって、ステアリングフィールやガッシリ感が変わります。
フロアクロスバーのデメリット
デメリットはゴツゴツ感が増すということです。
ストラットタワーバーでもフロアクロスバーでもそうですが、バーがあることによってボディが突っ張り棒のようになるわけです。
その恩恵がメリットなのですが、逆にデメリットともなりえます。
バーがなければ車体がぐにゃっと曲がることによって、地面からの振動をボディ全体でやわらげる(逃がす)ことができますが、バーを入れると振動をすべて受け止めることとなります。もちろんその前提としてサスペンションがありますが、ここでは省きます。
ですので、バーを入れるとどうしても振動がきつくなるのです。
俗に言うゴツゴツ感が増します。
当初はそれほど感じなかったのですが、意識して乗ると結構ゴツゴツしますね。
好み次第無いのですが、ゴツゴツ感が好きではないのなら交換すべきではありません。
それともうひとつのデメリットがあります。
こちらの方が怖いのですが、片側がぶつかっただけなのに、反対側にも支障がでる可能性があります。
これは左右を繋げることによって起こります。
フロアクロスバーの取り付け
取り付け自体は簡単です。
3箇所のボルト(14mm)を外して、取り付けるだけです。
30分もかかりませんでした。
ただ、7月の30度を超える時間にやったために汗だくになってしまったのと、隙間が狭くて大変でした。
ということで、写真を撮る気力がありませんでした。
簡単な説明になります。

リアシートを倒して、トランクのものをすべて出します。
リアシート下のボルトを3箇所外していきます。
左右と真ん中(よりも気持ち右側)です。

右側にボルトがあります。

真ん中です。
この隙間が狭すぎてもう。

左側も右側と同じようにボルトがあります。
真ん中が一番大変なのですが、左右も奥にあって結構面倒です。
フロアクロスバーを装着して
ストラットタワーバーはそこまで感じなかったのですが、リアを入れたらクルマの安定感が本当に増しました。
高速を走ってみたのですが、以前だったら直線で多少なりともステアリングを動かしていたのですが、それが全くと言っていいほどなくなりました。
神経を使わなくて良くなった感じです。
今日のまとめ
そこまで変わるの?と思っていたのですが、良い意味で裏切られました。
ただ、取り付けがしんどすぎました。
おすすめ度:★★★★☆
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