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ディーゼルエンジンとガソリンエンジンで迷うなら

2017年11月1日

ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの違い

アクセラの15S(ガソリン仕様)に試乗してみましたので、ディーゼルエンジン(1.5D)とどちらが買いかを独断と偏見で考えてみます。

当然ですが、ディーゼルエンジンは軽油、ガソリンエンジンはガソリンを入れます。

軽油はスタンドによって違いますが、ぼくが利用しているスタンドではレギュラーガソリンとくらべて27円ほど安いです。

ガソリン車とディーゼル車を単純に比較できるわけではありませんが、ぼくが実際に乗ってみて感じたことをまとめてみました。 ※燃費の良し悪しは省きます。

 

  メリット デメリット
ガソリン 吹け上がり良さ、街乗りでは十分 トルク感がない、面白みがない
ディーゼル トルクの太さ、安定感が良い 軽快感がない、ゼロ発進時の重たさ

 

ディーゼルは信号待ちからの発進ではかなりもっさりします。
ターボが働くと太いトルクと相まってグイグイ加速していきます。

何度も書きますが、ゼロ発進は軽よりも遅いです。

ただしトルクの太さは坂道なども物ともせずにアクセルを踏めば力強い走りをしてくれます。

これに対してガソリンエンジンは気持ちよく加速してくれます。 

1.5Lのエンジンは決して速いというわけではないのですが、街乗りでは十分な気持ちの良いエンジンです。

 

クリーンディーゼルがベストなのか?

燃費も良いし、軽油も安いし、パワーもあるなら、ディーゼル一択じゃないのか? と思われるかもしれません。

果たしてそうでしょうか?

ランニングコストを考えてみます。

軽油はガソリンに比べて30円ほど安いことを書きました。

30円も安いならこれで元をとってやるよ!となる方もいると思います。

しかし、10万キロ以上乗る人にとってはそれも夢ではありませんが、燃料代で元を取るというのは現実的ではないでしょう。

ディーゼル車はガソリン車と比べて維持費がかかってしまいます。

ガソリンでもオイル交換は重要ですが、ディーゼルはエンジンへの負担が大きく、その中でもオイル交換は非常に大切です。

ディーゼルの場合は、オイルの種類もガソリンエンジンほど豊富ではないので、 価格はガソリン車のオイルよりも高額になります。
もちろんエレメントも代もかかります。

オイルは5000キロ交換は必須ですが、使い方によってはそれ以下で交換しなくてはなりません。

ディーゼルエンジンははランニングコストは良いとは言えません。

エンジン音も明らかにガソリンとは異なるので、気になる人はずっと気になるでしょう。 そして一番の問題は煤です。 これはどこまで煤が溜まってしまうのかは正直未知です。

今日のまとめ

ネガティブな意見もありますが、ぼくはディーゼルをおすすめします。

その理由は、現時点でアクセラ(新車)のガソリンを選ぶなら1.5しかありません。

15Sは街乗りでは十分ですが、高速を走る場合はやはり力不足を感じました。

エンジン音はガソリンのサウンドも心地良いですが、ディーゼルの野太い音も嫌いではありません。

そしてパワフルなエンジンはとても魅力的です。

予算がある方は2.2を買って余裕を持った運転をすることをおすすめします。

アクセラのディーゼルはワインディングの楽しさが改めてわかるクルマです。

でも結局は自分が買ったもので間違いはないはずです。
ディーゼルでもガソリンでも。

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